一般社団法人 AYAがんの医療と支援のあり方研究会

【AYA研ニュース】No.86「AYAがんの医療と支援」2巻1号発刊のお知らせ

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配信日:2022年2月25日

AYA研会員の皆さま

平素よりAYA研の活動にご協力いただき、ありがとうございます。
【AYA研ニュース】No.86 をお送りいたします。

研究会誌「AYAがんの医療と支援」2巻1号がJ-STAGEにて公開となりました。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/ayaoncology/-char/ja

掲載論文は以下のとおりです。

種類:原著
タイトル:地方自治体におけるAYA世代のがん患者への支援に関する実態調査
著者:畑中めぐみ、清水千佳子、堀部敬三

種類:原著
タイトル:思春期発症がん患者の社会生活復帰における情報ニーズに関する研究
著者:永井史織、富岡晶子

種類:総説
タイトル:腫瘍循環学(Onco-Cardiology)における晩期心毒性とその対応
著者:向井幹夫

種類:総説
タイトル:AYAがん診療におけるプライマリ・ケアの可能性
著者:西明博、菅家智史

種類:総説
タイトル:AYA世代がん患者のアドバンス・ケア・プランニング
著者:多田羅竜平

論文投稿は随時受け付けております。皆様からのご投稿をお待ちしております。

━━━■詳しくはこちら■━━━
https://aya-ken.jp/journal
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今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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※本メールはAYA研会員一斉配信です。


【高額療養費の改訂に関する声明文】
2025年度予算案に関する厚生労働大臣と財務大臣の折衝において、医療費が高額になった場合に患者の自己負担額を抑える「高額療養費制度」について、 ひと月あたりの負担上限額が、2025年8月より段階的に引き上げられることが決まりました。 これに対し、患者団体などから、命に直結する治療への影響や治療と生活の両立への不安、拙速な議論に基づく政策決定プロセスの問題に対して、反対の声が上がっており、 そこには多くのAYA世代のがん患者やその家族、支援者の声が含まれています。 がんに関わる医療費による経済的負担は、キャリアや家庭の形成期にあり、経済面での不安がある多くのAYA世代の患者・家族にとって、現状でも重たいものです。 負担額の引き上げは、治療選択だけでなくライフプランにも影響を及ぼし、経済的理由により本来守るべき健康を損なう事態にも陥りかねません。 AYA研は、AYA世代のがんの当事者と医療者、両者の立場から、この政策に反対するとともに、AYA世代の患者の経済的な実態と負担上限額の引き上げが及ぼす影響を精査し、 政策の実施を再考することを求めます。