一般社団法人 AYAがんの医療と支援のあり方研究会

研究/活動助成

第3回(2025年度)研究・活動助成、及び、AYA研究・活動奨励賞について、以下のとおり決定したのでお知らせします。

(1)第3回(2025年度)研究・活動助成

AYA研では、思春期・若年成人がん領域における成果の社会への還元が見込まれる研究、および教育・啓発・支援の活動を幅広く支援する目的で、第3回助成対象者(団体)を公募します。

研究・活動助成

A区分:上限50万円、1課題程度、B区分:上限30万円、2課題程度

募集期間:2025年1月6日~1月31日

結果通知:2025年 3月初旬

助成期間:2025年4月1日~2026年3月31日

第3回研究・活動助成 募集要項はこちら

(2)第3回(2025年度)AYA研究・活動奨励賞

AYA研では、AYAがんの医療と支援の推進を目的とする研究と活動において、その向上に資する成果が認められた者(または団体)を奨励し、さらなる発展を期待してAYA研究・活動奨励賞を設け、このたび第3回受賞者(団体)を公募します。

自薦他薦を問わず皆様の積極的な応募をお待ちしております。

 募集期間:2025年1月6日~1月31日

 結果通知:2025年 3月初旬

 表彰式 :第7回AYA研学術集会(2025年5月24日~25日)

受賞者には、表彰状と副賞を贈呈し、授賞式に引き続き、受賞の研究・活動の紹介を行っていただきます。

第3回AYA研究・活動奨励賞 募集要項はこちら

(1)第2回(2024年度)研究・活動助成

AYA研では、思春期・若年成人がん領域における成果の社会への還元が見込まれる研究、および教育・啓発・支援の活動を幅広く支援する目的で、第2回助成対象者(団体)を公募しました。

第2回研究・活動助成 募集要項はこちら

採択課題

【研究助成 A区分】
研究・活動名:C -CATC-CAT (Center for Cancer Genomics and Advanced Therapeutics)データ を用いた若年がん患者に関連する遺伝子異常の探索的検討
小野 麻紀子 さん(がん研有明病院 ゲノム診療部)


【研究助成 B区分】
研究・活動名:遺伝性腫瘍と生殖医療技術に関するインターネットを用いたアンケート形式による意識調査
新川 裕美 さん(がん研有明病院 臨床遺伝医療部認定カウンセラー)


【活動助成 A区分】
研究・活動名:AYA世代がん患者向けエクササイズ動画作成
五木田 茶舞 さん(埼玉県立がんセンター整形外科/希少がんサルコーマセンター科長兼診療部長/副センター長)

(2)第2回(2024年度)AYA研究・活動奨励賞

AYA研では、AYAがんの医療と支援の推進を目的とする研究と活動において、その向上に資する成果が認められた者(または団体)を奨励し、さらなる発展を期待してAYA研究・活動奨励賞を設け、このたび第2回受賞者(団体)を公募しました。

第2回AYA研究・活動奨励賞 募集要項はこちら

受賞者・受賞団体

該当なし

(1)第1回(2023年度)研究・活動助成

思春期・若年成人がん領域における成果の社会への還元が見込まれる研究、および教育・啓発・支援の活動を幅広く支援する目的で、第1回の助成を公募しました。

採択課題

【研究助成 B区分】
研究・活動名:がん治療を受ける女性の妊孕性温存治療に関する意思決定を支援する教材開発に向けた基礎調査
池田 ゆきみ 様(国立がん研究センター中央病院)

【研究助成 B区分】
研究・活動名:AYA世代乳癌の診断契機、診療内容に関する患者向けアンケート調査
上野 彩子 様(倉敷中央病院)

(2)第1回(2023年度)AYA研究・活動奨励賞

AYAがんの医療と支援の推進を目的とする研究と活動において、その向上に資する成果が認められた者(または団体)を奨励し、さらなる発展を期待してAYA研究・活動奨励賞を設け、このたび第1回受賞者(団体)を公募しました。

受賞者・受賞団体

【AYA研究奨励賞】
畑中 めぐみ 様(国立病院機構名古屋医療センター臨床研究センター)
研究名:地方自治体におけるAYA 世代のがん患者への支援に関する実態調査
    ~在宅療養支援費用助成の実態~

【AYA活動奨励賞】
Remember Girl’s Power!! 実行委員会 様
活動名:小児がん、AYA世代がん、臨床試験の啓発チャリティライブ Remember Girl’s Power!!

【AYA活動奨励賞】
Supramedical 360° 様
活動名:脳腫瘍サバイバーケアプログラム360°

関連リンク
賞等選考委員会より公募のご案内


【高額療養費の改訂に関する声明文】
2025年度予算案に関する厚生労働大臣と財務大臣の折衝において、医療費が高額になった場合に患者の自己負担額を抑える「高額療養費制度」について、 ひと月あたりの負担上限額が、2025年8月より段階的に引き上げられることが決まりました。 これに対し、患者団体などから、命に直結する治療への影響や治療と生活の両立への不安、拙速な議論に基づく政策決定プロセスの問題に対して、反対の声が上がっており、 そこには多くのAYA世代のがん患者やその家族、支援者の声が含まれています。 がんに関わる医療費による経済的負担は、キャリアや家庭の形成期にあり、経済面での不安がある多くのAYA世代の患者・家族にとって、現状でも重たいものです。 負担額の引き上げは、治療選択だけでなくライフプランにも影響を及ぼし、経済的理由により本来守るべき健康を損なう事態にも陥りかねません。 AYA研は、AYA世代のがんの当事者と医療者、両者の立場から、この政策に反対するとともに、AYA世代の患者の経済的な実態と負担上限額の引き上げが及ぼす影響を精査し、 政策の実施を再考することを求めます。