一般社団法人 AYAがんの医療と支援のあり方研究会

思春期・若年成人(Adolescent and Young Adult, AYA)がん領域の学術活動、教育活動、社会啓発及び人材育成等を行うことにより、思春期・若年成人がん領域における医療と支援の向上に寄与することを目的として、医療者、研究者、患者、家族などが協働して活動する研究会です。
(略称:AYA研、英語名称:AYA Oncology Alliance) >>> AYA研について <<<


【高額療養費の改訂に関する声明文】
2025年度予算案に関する厚生労働大臣と財務大臣の折衝において、医療費が高額になった場合に患者の自己負担額を抑える「高額療養費制度」について、 ひと月あたりの負担上限額が、2025年8月より段階的に引き上げられることが決まりました。 これに対し、患者団体などから、命に直結する治療への影響や治療と生活の両立への不安、拙速な議論に基づく政策決定プロセスの問題に対して、反対の声が上がっており、 そこには多くのAYA世代のがん患者やその家族、支援者の声が含まれています。 がんに関わる医療費による経済的負担は、キャリアや家庭の形成期にあり、経済面での不安がある多くのAYA世代の患者・家族にとって、現状でも重たいものです。 負担額の引き上げは、治療選択だけでなくライフプランにも影響を及ぼし、経済的理由により本来守るべき健康を損なう事態にも陥りかねません。 AYA研は、AYA世代のがんの当事者と医療者、両者の立場から、この政策に反対するとともに、AYA世代の患者の経済的な実態と負担上限額の引き上げが及ぼす影響を精査し、 政策の実施を再考することを求めます。
AYA 支援者向け情報

AYA 支援者向け情報

AYA研では、AYA支援者向け情報をまとめ当ページで情報を発信しています。
AYAに関する情報収集にお役立てください。

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AYA week 2026

AYA week 2026

「AYAweek2026」に向けて始動しました! 日程は2026年3月7日(土)~15日(日)です。 これまでの5年間のAYA weekの経験を活かしつつ、新しいことにも取り組み、AYA世代とがんについて、社会に発信していきます。

お問い合わせ:AYA week 2026事務局
E-mail: office@ayaweek.jp

第7回 AYAがんの医療と支援のあり方研究会学術集会

第7回 AYAがんの医療と支援のあり方研究会学術集会

第7回AYA研学術集会は、桜井なおみ大会長のもと、2025年5月24日・25日に聖路加国際大学で開催いたします。テーマは「私たちが考えるCancer Survivorship!~AYAが変える、医療と社会~」
厚生労働省・第4期がん対策推進基本計画では「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す」ことが全体目標として掲げられています。成人と比べて患者数が少ないAYA世代が直面する医療、社会、心理的な課題は、様々な場面で取り残されがちです。課題解決に向けては、多方面からの協力が欠かせません。
本学術集会のテーマは、「私たちが考えるCancer Survivorship!~AYAが変える、医療と社会~」と定め、点と点のつながり方や取り残された課題について皆さんとともに考え、行動する時間にしていきたいと思います。
AYA研からの刊行物について

AYA研からの刊行物について

● 学会誌『AYAがんの医療と支援』
 Journal of AYA Oncology Alliance

※学会員の方は,購読者番号とパスワードの入力で全論文を閲覧・ダウンロードできます。
非会員の方は,刊行後1年経過した論文につきましては無料で 閲覧・ダウンロードできますが,
刊行後1年未満の論文に関しては有料にて閲覧・ダウンロードが可能となります。
ご希望の方は、問い合わせフォームよりご連絡下さいませ。

● 医療従事者が知っておきたい
 AYA世代がんサポートガイド

● AYA世代がん患者家族向け冊子「AYA」
 
● 思春期・若年成人がん心理社会的ケアマニュアル(日本語訳)
 ケアマニュアル

● AYA世代がん患者の生活を支える37のヒント