一般社団法人 AYAがんの医療と支援のあり方研究会

アンケート調査についてのご案内(~3/31(日)まで)

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  7. アンケート調査についてのご案内(~3/31(日)まで)

AYA研の第1回助成研究に採択された研究代表者より依頼を受け、アンケート調査のご案内をお送りいたします。

(以下、依頼文です)

この度、AYA がんの医療と⽀援のあり⽅研究会の第 1 回助成を受けて、がんの治療にあたり妊孕性という問題に直⾯した⽅が、ご⾃⾝で納得して意思決定していくために、ニーズの実態を明らかにする研究を⾏っています。差し⽀えのない範囲で、周囲のAYA世代がん経験のある女性の方にご協⼒を呼び掛けていただけますと幸いです。詳細は別添の依頼⽂書およびチラシをご参照いただきますようよろしくお願い申し上げます。
* 本研究は、国⽴研究開発法⼈国⽴がん研究センター研究倫理審査委員会の承認を得て実施しています。(2023-189)

1 研究題⽬ がん治療を受ける⼥性の妊孕性温存治療に関する意思決定を⽀援する教材開発に向けた基礎調査
2 ⽬的 がん治療に伴い妊孕性が障害されるリスクのある⼥性の、時間的制約のある中で妊孕性温存治療について意思決定を⽀援する教材開発のため、意思決定における状況やニーズの実態を明らかにしたいと考えています。
 3 研究対象者 20〜39 歳の間に、妊孕性を障害するリスクのあるがん治療を受けた経験を持つ⼥性
 4 ⽅法 Google フォーム を ⽤ い た アンケート 調 査 (https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScQSXYljgP6Qv0CDkH9g6iYCmXSGWfJmgxU-CBoCgGnhOCcbQ/viewform?pli=1)
URL からアクセスするか、チラシ等のバーコードを読み込み、ご回答をお願いいたします。
5 所要時間 アンケートの回答には 20 分程度の時間を要します。
6 調査締め切り 令和 6 年 3 ⽉ 31 ⽇(⽇)まで
尚、本アンケートは匿名回答が可能なため謝礼はありません
* 妊孕性(にんようせい)とは「妊娠するための⼒」のことで、妊孕性温存とは「妊娠するための⼒を保つこと」をいいます。

<研究代表者・問い合わせ先>
池田 ゆきみ(国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院 がん相談支援センター)
〒104-0045 東京都中央区築地 5-1-1
電話:03-3542-2511 メールアドレス yukied@ncc.go.jp

 


【高額療養費の改訂に関する声明文】
2025年度予算案に関する厚生労働大臣と財務大臣の折衝において、医療費が高額になった場合に患者の自己負担額を抑える「高額療養費制度」について、 ひと月あたりの負担上限額が、2025年8月より段階的に引き上げられることが決まりました。 これに対し、患者団体などから、命に直結する治療への影響や治療と生活の両立への不安、拙速な議論に基づく政策決定プロセスの問題に対して、反対の声が上がっており、 そこには多くのAYA世代のがん患者やその家族、支援者の声が含まれています。 がんに関わる医療費による経済的負担は、キャリアや家庭の形成期にあり、経済面での不安がある多くのAYA世代の患者・家族にとって、現状でも重たいものです。 負担額の引き上げは、治療選択だけでなくライフプランにも影響を及ぼし、経済的理由により本来守るべき健康を損なう事態にも陥りかねません。 AYA研は、AYA世代のがんの当事者と医療者、両者の立場から、この政策に反対するとともに、AYA世代の患者の経済的な実態と負担上限額の引き上げが及ぼす影響を精査し、 政策の実施を再考することを求めます。