一般社団法人 AYAがんの医療と支援のあり方研究会

【AYA研ブログ】第1回AYA研究・活動奨励賞の表彰式を開催しました!

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2023年5月13、14日に「第5回AYAがんの医療と支援のあり方研究会学術集会」が、昭和大学北條記念館で開催されました。

プログラムの中で、AYA研として第1回目となるAYA研究・活動奨励賞の受賞者を対象とした表彰式を執り行わせていただきました。

AYA研では、AYAがんの医療と支援に係る研究や活動を推進するため思春期・若年成人がん領域の、研究や教育・啓発・支援活動の助成制度と優れた研究・活動を称える表彰制度を設けました。

2023年度に第1回研究・活動助成ならびにAYA研究・活動奨励賞を公募し、研究助成金を2名に、AYA研究奨励賞を1名に、AYA活動奨励賞を2団体に贈呈することになりました。

この度表彰させて頂いた、AYA研究・活動奨励賞の受賞者は以下の皆様です。

表彰式では清水理事長より表彰状と副賞が贈呈されました!

【AYA研究奨励賞】

畑中 めぐみ 様(国立病院機構名古屋医療センター臨床研究センター)

研究名:地方自治体におけるAYA 世代のがん患者への支援に関する実態調査~在宅療養支援費用助成の実態~

【AYA活動奨励賞】

Remember Girl’s Power!! 実行委員会 様

活動名:小児がん、AYA世代がん、臨床試験の啓発チャリティライブ Remember Girl’s Power!!

【AYA活動奨励賞】

Supramedical 360° 様

活動名:脳腫瘍サバイバーケアプログラム360°

また、表彰式ではみなさまの研究や活動を壇上で発表いただく場ももうけさせていただきました。

AYAがんの医療と支援に関心のある人々に響く内容になったのではないでしょうか。

受賞者のみなさま、本当におめでとうございます。
今後のますますのご活躍を、心よりお祈りしております!

担当:AYA研事務局


【高額療養費の改訂に関する声明文】
2025年度予算案に関する厚生労働大臣と財務大臣の折衝において、医療費が高額になった場合に患者の自己負担額を抑える「高額療養費制度」について、 ひと月あたりの負担上限額が、2025年8月より段階的に引き上げられることが決まりました。 これに対し、患者団体などから、命に直結する治療への影響や治療と生活の両立への不安、拙速な議論に基づく政策決定プロセスの問題に対して、反対の声が上がっており、 そこには多くのAYA世代のがん患者やその家族、支援者の声が含まれています。 がんに関わる医療費による経済的負担は、キャリアや家庭の形成期にあり、経済面での不安がある多くのAYA世代の患者・家族にとって、現状でも重たいものです。 負担額の引き上げは、治療選択だけでなくライフプランにも影響を及ぼし、経済的理由により本来守るべき健康を損なう事態にも陥りかねません。 AYA研は、AYA世代のがんの当事者と医療者、両者の立場から、この政策に反対するとともに、AYA世代の患者の経済的な実態と負担上限額の引き上げが及ぼす影響を精査し、 政策の実施を再考することを求めます。