一般社団法人 AYAがんの医療と支援のあり方研究会

2024年度より正会員年会費の値上げについて

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平素よりAYA研の活動にご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。

さて、2023年度の理事会におきまして、2024年度より正会員の年会費を5,000円から8,000円に値上げすることを決定いたしました。

本会はAYA世代の支援を担う人材・チームの育成、最新情報の収集と発信、社会連携、研究・活動支援など、支援者のさまざまニーズにこたえられるよう、会員向けサービスの充実に努めて参りました。しかし、本会の活動を維持・発展させていくためには、事務局機能も含め本会の安定的に運営するための財政基盤を整える必要があります。これに対し2023年度には団体会員制度を発進させるなど財源の安定的な確保に向けた取り組みを始めたところですが、今のところ収支を改善する目途が立っておりません。そこで正会員年会費値上げについて理事会にて何度も議論を重ね、承認となった次第です。様々な物価が上昇するなか、個人の会員の皆様の会費値上げを行うことは大変に心苦しいのですが、上記の状況をご理解いただき、何卒ご協力賜りますようお願いいたします。

1.年会費(年会費の消費税は不課税)
・正会員  8,000円(価格改定)
・準会員  2,000円(価格据え置き)
・学生会員 1,000円(価格据え置き)
・団体会員 100,000円(2023年度の特別価格終了)
・賛助会員 1口50,000円(価格据え置き)

2.改定実施年度
2024年度(2024年1月1日~)から
※年会費のご納入依頼依頼は2024年3月通常総会開催後に予定

◆一般社団法人AYAがんの医療と支援のあり方研究会定款施行細則ver.4.1
https://aya-ken.jp/about_aya-ken/articles


【高額療養費の改訂に関する声明文】
2025年度予算案に関する厚生労働大臣と財務大臣の折衝において、医療費が高額になった場合に患者の自己負担額を抑える「高額療養費制度」について、 ひと月あたりの負担上限額が、2025年8月より段階的に引き上げられることが決まりました。 これに対し、患者団体などから、命に直結する治療への影響や治療と生活の両立への不安、拙速な議論に基づく政策決定プロセスの問題に対して、反対の声が上がっており、 そこには多くのAYA世代のがん患者やその家族、支援者の声が含まれています。 がんに関わる医療費による経済的負担は、キャリアや家庭の形成期にあり、経済面での不安がある多くのAYA世代の患者・家族にとって、現状でも重たいものです。 負担額の引き上げは、治療選択だけでなくライフプランにも影響を及ぼし、経済的理由により本来守るべき健康を損なう事態にも陥りかねません。 AYA研は、AYA世代のがんの当事者と医療者、両者の立場から、この政策に反対するとともに、AYA世代の患者の経済的な実態と負担上限額の引き上げが及ぼす影響を精査し、 政策の実施を再考することを求めます。