一般社団法人 AYAがんの医療と支援のあり方研究会

【第2回AYA研学術集会】視聴・閲覧終了のお知らせ

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第2回AYAがんの医療と支援のあり方研究会学術集会 会長 堀部敬三

国を挙げてCOVID-19対策が行われる中、3月20日~21日のライブ・録画配信、その後、ホームぺージ上に録画講演およびポスターの掲載を行い、4月30日をもって第2回学術集会Web開催を無事に終えることができました。この間、非会員59名を含む280名の方にご参加いただき、多数のご意見をお寄せいただきました。誠にありがとうございました。Web開催を経験したことで、AYA研の情報発信や交流方法に新たな可能性が開けましたので、これからの活動に生かしていきたいと考えております。今後ともご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。


【高額療養費の改訂に関する声明文】
2025年度予算案に関する厚生労働大臣と財務大臣の折衝において、医療費が高額になった場合に患者の自己負担額を抑える「高額療養費制度」について、 ひと月あたりの負担上限額が、2025年8月より段階的に引き上げられることが決まりました。 これに対し、患者団体などから、命に直結する治療への影響や治療と生活の両立への不安、拙速な議論に基づく政策決定プロセスの問題に対して、反対の声が上がっており、 そこには多くのAYA世代のがん患者やその家族、支援者の声が含まれています。 がんに関わる医療費による経済的負担は、キャリアや家庭の形成期にあり、経済面での不安がある多くのAYA世代の患者・家族にとって、現状でも重たいものです。 負担額の引き上げは、治療選択だけでなくライフプランにも影響を及ぼし、経済的理由により本来守るべき健康を損なう事態にも陥りかねません。 AYA研は、AYA世代のがんの当事者と医療者、両者の立場から、この政策に反対するとともに、AYA世代の患者の経済的な実態と負担上限額の引き上げが及ぼす影響を精査し、 政策の実施を再考することを求めます。