一般社団法人 AYAがんの医療と支援のあり方研究会

【主催】第4回AYA研ゼミ

  1. HOME
  2. >
  3. イベント
  4. >
  5. 【主催】第4回AYA研ゼミ

【主催】第4回AYA研ゼミ

PDFはこちら

AYA研では、会員のみなさまや医療関係者の方々を対象に、幅広い視点での専門的な知識を深め、施設や職種を超えて、新たな気づきにつながる機会を企画しました。

今回のAYA研ゼミは、
小 児 ・ A Y A 世 代 が ん サ バ イ バ ー の
 C o C ( C o n t i n u i t y  o f  C a r e )を 考 え
     ー 医 療 と キ ャ リ ア 支 援 ー        」です。

CoCとは、患者が異なる医療機関や生活状況においても一貫した適切なケアを継続的に受けられることを指します。がん治療は患者の心身と、社会的自立を含むキャリアに大きな影響を与えます。現在、小中学校でキャリア教育が行われており、これはがん罹患前(場合によっては治療中)から既に始まっているキャリア支援の一環と言えます。本来、このキャリア支援はがん診断時、治療中、そして治療後まで切れ目なく続くことが求められています。

がん罹患前、がん治療中、がん治療後と、がんサバイバーの人生全体を見据えた医療・キャリア支援のケアを提供するために、CoCをどのように活用できるか、皆さんと共に改めて確認し、考えを深める機会になればと思っています。

  • 日 程:2024年12月20日 [金] 17:30-18:30
  • 会 場:WEB開催[ZOOM ウェビナー]
  • 会 費:1,000円(AYA研準会員及び非会員は有料、正会員/学生会員/賛助会員/団体会員は無料)
  • 定 員:200名
  • テーマ:「小児・AYA世代がんサバイバーの
         CoC(Continuity of Care)を考える ー医療とキャリア支援ー」
  • 講師:樋口 明子さん
    国立国際医療研究センター乳腺・腫瘍内科 特任研究員
    (社会福祉士/精神保健福祉士)
  • 申込方法:Peatix[外部サイト]にて受付いたします

申込締切:2024年12月12日まで

  • キャンセルについて:
    チケット決済完了後のお取消し及びご返金は理由の如何に関わらずお受けいたしかねます。
    また、決済完了後の参加区分の変更やキャンセルもお受けいたしかねますので、十分にご注意ください。
  • WebURLについて:
    ZoomウェビナーURLは開催日近くにメールにて配信予定です。

AYA研ゼミ開催の様子は以下のURLからご覧ください。


【高額療養費の改訂に関する声明文】
2025年度予算案に関する厚生労働大臣と財務大臣の折衝において、医療費が高額になった場合に患者の自己負担額を抑える「高額療養費制度」について、 ひと月あたりの負担上限額が、2025年8月より段階的に引き上げられることが決まりました。 これに対し、患者団体などから、命に直結する治療への影響や治療と生活の両立への不安、拙速な議論に基づく政策決定プロセスの問題に対して、反対の声が上がっており、 そこには多くのAYA世代のがん患者やその家族、支援者の声が含まれています。 がんに関わる医療費による経済的負担は、キャリアや家庭の形成期にあり、経済面での不安がある多くのAYA世代の患者・家族にとって、現状でも重たいものです。 負担額の引き上げは、治療選択だけでなくライフプランにも影響を及ぼし、経済的理由により本来守るべき健康を損なう事態にも陥りかねません。 AYA研は、AYA世代のがんの当事者と医療者、両者の立場から、この政策に反対するとともに、AYA世代の患者の経済的な実態と負担上限額の引き上げが及ぼす影響を精査し、 政策の実施を再考することを求めます。