一般社団法人 AYAがんの医療と支援のあり方研究会

【AYA研ブログ】AYA研×がんノート共催「AYAトークイベント」

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(最下段 左側写真)左から、NPO法人がんノート代表理事 岸田 徹さん、急性骨髄性白血病経験者の保坂 翔大さん、GIST経験者の泉川 しずかさん、大腸がん経験者の川口 健太朗さん、急性リンパ性白血病経験者の友寄 蓮さん、AYA研副理事長・広報委員長 清水 千佳子さん(国立国際医療研究センター病院 乳腺腫瘍内科 科長)

がんノートさんとの初めてのコラボ企画。
メインテーマの妊よう性や情報、仕事の話題から派生して、地方のAYAや、高額な治療費の問題など、幅広いテーマで語りあいました。
それぞれのがん経験はまったく違うものですが、すっかり意気投合。AYAならではのパワーですね!
動画の記録は、6月上旬にがんノートさんから配信予定です。

【開催概要】https://aya-ken.jp/archives/1972

当日の動画はこちら#110 AYA研コラボ企画 AYA世代のがんトークイベント


【高額療養費の改訂に関する声明文】
2025年度予算案に関する厚生労働大臣と財務大臣の折衝において、医療費が高額になった場合に患者の自己負担額を抑える「高額療養費制度」について、 ひと月あたりの負担上限額が、2025年8月より段階的に引き上げられることが決まりました。 これに対し、患者団体などから、命に直結する治療への影響や治療と生活の両立への不安、拙速な議論に基づく政策決定プロセスの問題に対して、反対の声が上がっており、 そこには多くのAYA世代のがん患者やその家族、支援者の声が含まれています。 がんに関わる医療費による経済的負担は、キャリアや家庭の形成期にあり、経済面での不安がある多くのAYA世代の患者・家族にとって、現状でも重たいものです。 負担額の引き上げは、治療選択だけでなくライフプランにも影響を及ぼし、経済的理由により本来守るべき健康を損なう事態にも陥りかねません。 AYA研は、AYA世代のがんの当事者と医療者、両者の立場から、この政策に反対するとともに、AYA世代の患者の経済的な実態と負担上限額の引き上げが及ぼす影響を精査し、 政策の実施を再考することを求めます。