10/11にタワーホール船堀で開催された第32回日本サイコオンコロジー学会総会において、AYA研との合同シンポジウム「小児・AYA世代のがん患者・サバイバーに対する⻑期フォローアップの必要性と課題」が開催されました。
AYA研からは、座長に小澤美和さん(聖路加国際病院)、演者に清⾕知賀⼦さん(国立成育医療センター)、樋口明子さん(がんの子どもを守る会)が登壇されました。
実はこの学会は台風19号の直撃を受け、残念ながら2日目は開催中止となってしまいました。
1日目に組まれていたこのシンポジウムは予定通り開催できたものの、遠方からの参加者は帰路を急ぎ、学会場全体がいつもより随分人が少ない寂しい状況でした。
そんな中、このシンポジウムにはたくさんの方が参加してくださいました!
サイコオンコロジー学会はがん患者やその家族の精神心理的なケアを考える学会ですが、初めて取り上げられたこのテーマへの、関心の高さが伺えました。
台風被害を受けられた多くの方々の日常が1日も早く取り戻されることを祈りつつ、今後の発展を楽しみにしたいと思います。
担当:AYA研 広報委員 吉田 沙蘭
(東北大学大学院教育学研究科
教育心理学講座 臨床心理学分野)