一般社団法人 AYAがんの医療と支援のあり方研究会

【AYA研ブログ】AYA研×がんノート「AYA世代がんトークイベント」in 滋賀医科大学‘若鮎祭’

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10月27日は、滋賀医科大学学園祭‘若鮎祭’内で、AYA研×がんノート コラボ企画「AYA世代がんトークイベント」が開催されました。AYA世代でがんを経験された 4名をゲストにむかえ、妊孕性温存、子供への伝え方、就職・転職、緩和ケアなどの話題がくり広げられました。また、滋賀医大の医学生から、「将来の医療者へ伝えたいこと」をテーマに告知された当時の心情やその後の人生で大切にしていること、そして将来の医療者に望む姿などの質問もあり、それぞれのゲストから深い思いがしっかりと伝えられたトークでした。
がんノートのYouTubeライブ配信の後、現地参加の皆さんとのオフレコ座談会には、熊野古道ウォーク「Kumano Kodo for a Cure」を終えたばかりの若年乳がん経験者Juliaさんも飛び入り参加され、ライブ配信だけでなく座談会も時間を超過する盛り上がりとなりました。

生配信を見逃したという方は、ぜひYouTubeで検索してご覧ください。
またこの日はAYA研のピンバッチが初お目見え!
AYA研への募金にご協力いただきましたみなさまへお礼としてデビューとなったピンバッチですが、色とりどりの種類にどれにしようか迷われる参加者さんもおられたほど…乞うご期待ください!
【開催概要】https://aya-ken.jp/archives/3000
【当日の動画はこちら】#122 がんノート x AYA研 AYA世代のがんトークin 滋賀医科大学”若鮎祭” 

最終打ち合わせ中の緊張な面持ち!

写真右から)NPO法人がんノート代表理事 岸田 徹さん、滋賀医科大学5回生の木藤 寛敬さん、横紋筋肉腫経験者の和田 瑛さん、腺様嚢胞がん(舌下腺)経験者の山水 雅代さん、若年乳がん経験者のJuliaさん、慢性骨髄性白血病経験者の梶 文祥さん、胃がん経験者の越澤 美幸さん、滋賀医科大学3回生の十河 亜裕子さん、AYA研広報委員 河合 由紀さん(滋賀医科大学 乳腺・一般外科)

ピンバッチは全部で7種類あります。

担当:AYA研 広報委員 河合 由紀
(滋賀医科大学外科学講座
乳腺・一般外科)


【高額療養費の改訂に関する声明文】
2025年度予算案に関する厚生労働大臣と財務大臣の折衝において、医療費が高額になった場合に患者の自己負担額を抑える「高額療養費制度」について、 ひと月あたりの負担上限額が、2025年8月より段階的に引き上げられることが決まりました。 これに対し、患者団体などから、命に直結する治療への影響や治療と生活の両立への不安、拙速な議論に基づく政策決定プロセスの問題に対して、反対の声が上がっており、 そこには多くのAYA世代のがん患者やその家族、支援者の声が含まれています。 がんに関わる医療費による経済的負担は、キャリアや家庭の形成期にあり、経済面での不安がある多くのAYA世代の患者・家族にとって、現状でも重たいものです。 負担額の引き上げは、治療選択だけでなくライフプランにも影響を及ぼし、経済的理由により本来守るべき健康を損なう事態にも陥りかねません。 AYA研は、AYA世代のがんの当事者と医療者、両者の立場から、この政策に反対するとともに、AYA世代の患者の経済的な実態と負担上限額の引き上げが及ぼす影響を精査し、 政策の実施を再考することを求めます。