一般社団法人 AYAがんの医療と支援のあり方研究会

【AYA研ブログ】第1回AYA世代がんサポート研修会が無事に終了いたしました。

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11月30日~12月1日、第1回のAYA世代がんサポート研修会が無事に終了しました。

AYA世代がん患者さんの支援に日ごろから熱意ある受講生のみなさんと講師・スタッフ陣で、充実の2日間になったと思います。

AYA世代のこころと体と生活に目を向け、耳を傾け、ニーズに応えていくには、自分たちには何ができるのか、どんなリソースをもっているのか、明日からどうするか、などなど、みんなで学び語り合う時間はとてもあたたかな空気に包まれました。

何より、これだけの仲間ができた!ということはこれからへの希望だな、と思いました。
会場内に設置した、かわいらしいAYA研ロゴバッジも大人気でしたが、修了証と一緒に渡されたオフィシャルカラーのロゴバッジには、ひときわ感動の声があがりました。

2020年2月29日~3月1日には、第2回研修会が開催予定です。たくさんのAYA研仲間が増えていくことを楽しみにしています。

担当:AYA研 教育・研修委員会
副委員長 森 文子
(国立がん研究センター中央病院
副看護部長/がん看護専門看護師)


【高額療養費の改訂に関する声明文】
2025年度予算案に関する厚生労働大臣と財務大臣の折衝において、医療費が高額になった場合に患者の自己負担額を抑える「高額療養費制度」について、 ひと月あたりの負担上限額が、2025年8月より段階的に引き上げられることが決まりました。 これに対し、患者団体などから、命に直結する治療への影響や治療と生活の両立への不安、拙速な議論に基づく政策決定プロセスの問題に対して、反対の声が上がっており、 そこには多くのAYA世代のがん患者やその家族、支援者の声が含まれています。 がんに関わる医療費による経済的負担は、キャリアや家庭の形成期にあり、経済面での不安がある多くのAYA世代の患者・家族にとって、現状でも重たいものです。 負担額の引き上げは、治療選択だけでなくライフプランにも影響を及ぼし、経済的理由により本来守るべき健康を損なう事態にも陥りかねません。 AYA研は、AYA世代のがんの当事者と医療者、両者の立場から、この政策に反対するとともに、AYA世代の患者の経済的な実態と負担上限額の引き上げが及ぼす影響を精査し、 政策の実施を再考することを求めます。